自己申告
子供は電車ファンだった・・・・・・
今はそうでもないが、小さい頃は電車電車だった・・・・・
大学の鉄道研究会からも文化祭の際に招待状が来るぐらいの電車ファンであったのだ。
そんな時は自分のNゲージの車両持参で駆けつけジオラマのレールを走らせてもらって満悦していた・・・・・
電車オタクの学生はおしなべてそんな子供に優しく接してくれていた・・・・・
そんな息子だったので、随分用も無いのにあちこち近郊の電車に乗りに行った・・・・・
なんせ当時は小さくて子供の運賃はタダだったのだ・・・・・・・
一番都合の良いのは俺の通勤電車である・・・・・・
なんせ定期券があるので一日中乗っていてもタダなのだ・・・・・・・
ところが段々違う電車に乗りたくなってくる・・・・・
結局関東近郊の路線は乗り尽くした・・・・・
まだ小さい次男も長男に影響されて電車に乗りたがるので、俺の休日は長男次男を連れて電車乗りの日々であった・・・・・・
これが意外と大変・・・・・・
電車の運転席を見たがる長男次男を順番に抱え上げて運転席を見せる・・・・・・
私鉄はいいが、何故かJRはその運転席の窓が高い所に設置されており、抱え上げるのも大変だった・・・・・・
なんせ腰痛持ちなのだ・・・・・・・
それと降りなくてはならない駅で子供が完全に寝てしまい、二人抱えて何とかあわてて降りたなんてザラだった・・・・・・・
起きないんだよなぁ~・・・・・・・・重い重い・・・・・・・
駅で降りても寝ている二人の子供を抱えて駅からバスに乗って帰宅・・・・・バス停からまた二人抱えて坂道上って自宅へなんて事が常だった・・・・・・・
まぁ子供が喜んでくれたのだからいいとしよう・・・・・・・・・
問題はその長男が小学生になった事である・・・・・
これは実にやっかいな事態である。
俺の故郷に新幹線で行く場合、指定席を取ると有料になってしまう・・・・・・
どうしても自由席を確保せねばならない・・・・・
どちらにしろ指定席は保育園児でも有料なんだが・・・・・
長男が乗りたがっていた路面電車があった・・・
せこい話だが、長男はまだ小学1年生・・・・・・・
さっきまで保育園児だったホヤホヤの小学生だ・・・・・・・
子供料金を払うのは何故か悔しい・・・・・・
だって半月前ならタダだったのだ・・・・・・・
俺はすかさず長男にその複雑な大人の事情を言い長男も快く承諾した、さすがに電車小僧、小さくともそのへんの事情はわかるらしい・・・・・・
そして車掌にこの子はまだ保育園児でございますと言ったのだった・・・・・・
さっき言い含めたのに「おれ、小学生だよぉ~」と長男はいきなりの自己申告をしてしまったのだ・・・・・・・
親として、いけない事をしてしまった・・・・・・
小学生は小学生なのだ・・・・・・
せっかく小学生になったのに、それを隠せと言った俺はいけない事をしてしまったに違いない・・・・・・・・
そんな息子も今では滅多に電車電車と言わなくなってゲームゲームと言う様になってしまった・・・・・・・・
ゲームゲームと言うより大変でもあの電車を追いかけていた時が懐かしい・・・・・・
必ず電車降りた後、ホームに残って去って行く電車の車掌に手を振って、手を振り返してくれると喜んでいた無邪気な長男次男・・・・・
あんな時代がいつまでも続いてほしいなんて親のエゴだよね・・・・・・・・
今はそうでもないが、小さい頃は電車電車だった・・・・・
大学の鉄道研究会からも文化祭の際に招待状が来るぐらいの電車ファンであったのだ。
そんな時は自分のNゲージの車両持参で駆けつけジオラマのレールを走らせてもらって満悦していた・・・・・
電車オタクの学生はおしなべてそんな子供に優しく接してくれていた・・・・・
そんな息子だったので、随分用も無いのにあちこち近郊の電車に乗りに行った・・・・・
なんせ当時は小さくて子供の運賃はタダだったのだ・・・・・・・
一番都合の良いのは俺の通勤電車である・・・・・・
なんせ定期券があるので一日中乗っていてもタダなのだ・・・・・・・
ところが段々違う電車に乗りたくなってくる・・・・・
結局関東近郊の路線は乗り尽くした・・・・・
まだ小さい次男も長男に影響されて電車に乗りたがるので、俺の休日は長男次男を連れて電車乗りの日々であった・・・・・・
これが意外と大変・・・・・・
電車の運転席を見たがる長男次男を順番に抱え上げて運転席を見せる・・・・・・
私鉄はいいが、何故かJRはその運転席の窓が高い所に設置されており、抱え上げるのも大変だった・・・・・・
なんせ腰痛持ちなのだ・・・・・・・
それと降りなくてはならない駅で子供が完全に寝てしまい、二人抱えて何とかあわてて降りたなんてザラだった・・・・・・・
起きないんだよなぁ~・・・・・・・・重い重い・・・・・・・
駅で降りても寝ている二人の子供を抱えて駅からバスに乗って帰宅・・・・・バス停からまた二人抱えて坂道上って自宅へなんて事が常だった・・・・・・・
まぁ子供が喜んでくれたのだからいいとしよう・・・・・・・・・
問題はその長男が小学生になった事である・・・・・
これは実にやっかいな事態である。
俺の故郷に新幹線で行く場合、指定席を取ると有料になってしまう・・・・・・
どうしても自由席を確保せねばならない・・・・・
どちらにしろ指定席は保育園児でも有料なんだが・・・・・
長男が乗りたがっていた路面電車があった・・・
せこい話だが、長男はまだ小学1年生・・・・・・・
さっきまで保育園児だったホヤホヤの小学生だ・・・・・・・
子供料金を払うのは何故か悔しい・・・・・・
だって半月前ならタダだったのだ・・・・・・・
俺はすかさず長男にその複雑な大人の事情を言い長男も快く承諾した、さすがに電車小僧、小さくともそのへんの事情はわかるらしい・・・・・・
そして車掌にこの子はまだ保育園児でございますと言ったのだった・・・・・・
さっき言い含めたのに「おれ、小学生だよぉ~」と長男はいきなりの自己申告をしてしまったのだ・・・・・・・
親として、いけない事をしてしまった・・・・・・
小学生は小学生なのだ・・・・・・
せっかく小学生になったのに、それを隠せと言った俺はいけない事をしてしまったに違いない・・・・・・・・
そんな息子も今では滅多に電車電車と言わなくなってゲームゲームと言う様になってしまった・・・・・・・・
ゲームゲームと言うより大変でもあの電車を追いかけていた時が懐かしい・・・・・・
必ず電車降りた後、ホームに残って去って行く電車の車掌に手を振って、手を振り返してくれると喜んでいた無邪気な長男次男・・・・・
あんな時代がいつまでも続いてほしいなんて親のエゴだよね・・・・・・・・
by glass-jaw-hopper
| 2006-08-09 01:09
| 楽
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