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その男Glass-Jaw-Hopperグラス・ジョー・ホッパー

遂に発見!

江戸時代の古い写真だ。

撮影時の慶応三年にこのような望遠撮影出来たのは驚いた。



もう当時は室内スタジオ撮影から野外ロケ撮影が可能になりつつあったのだろう。

遂に発見!_c0083518_116317.jpg


幾分情景写真っぽくもなっている。
ただの記録写真から芸術写真の要素も感じられる。
写真機の機械慣れの余裕さえ感じられるよ・・・・・




しかしこの写真・・・




最初は当時日本近海を我が物顔に航行していた黒船かと思っていた。

しかし外海っぽくない・・・波のうねりがまったくない。

湾内か瀬戸内海を航行中の蒸気船の写真かとも思ったが・・・・・



波の無さや遠くに見える島のシルエットから推察するに彦根城下の琵琶湖と竹生島だ。
うん、明らかに竹生島である。

これが海でなくて琵琶湖だったとしたらこれは歴史的な大発見であるのだ。

遂に発見!_c0083518_1645204.jpg


湖に随分大きな船を浮かべている。

よく見るとかなり大きく中型蒸気帆船クラスだ。

当時の商人や廻船問屋にこのような力は無い・・・・・龍馬率いる海運軍事商社「海援隊」ぐらいである。
土佐藩の庇護を受け援助受けてもそれでも「いろは丸」一隻である。

無論漁船でも無かろう・・・・・鯉鮒しじみ漁でこんな大きな船はいらない。
大体当時の漁師にこんな大きな船を操る技術も財力も無い。


するとこれは彦根藩の船だろう・・・・・


しかし・・・・・何で閉鎖された琵琶湖にこんなでかい船を建造し浮かべた???
海の無い彦根藩が何故?
当時は軍艦こそが最新兵器で最大の武力、刀の時代は終わっていた・・・・・開国後の幕府も慌てて22隻も買っている。
どんどん武力勢力を増す薩摩長州の驚異に対抗し彦根も軍艦を持ったのか?
頭の古い徳川御三家の近国紀州藩でさえ軍艦熱は大した物で慣れぬ航行中瀬戸内で海援隊いろは丸と衝突事故を起こし目が飛び出る程の賠償金を支払いえらい目に遭っているのだ。


しかし外海と繋がっていない琵琶湖に船を浮かべるって事はわざわざ琵琶湖で建造したのだ。
当時の雄藩が有事に備えてこぞって購入した外国蒸気船を買っても陸送技術も無い当時琵琶湖に持ってこられないのである。

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時は慶応三年・・・・・

大政奉還の年・・・龍馬さん慎太郎さんが京都近江屋で暗殺された年・・・・

激動の時代、幕府のケツに火が付き井伊直弼を輩出した幕府側雄藩の彦根藩が優雅に琵琶湖で船遊びしている場合では無いのだ。


よく見るとこの三隻の船・・・三角状で停泊している・・・・
蒸気の煙も出ていないので完全に停泊中であろう・・・・・

当時の撮影技術とカメラでは航行中の船だったらもっとピンぼけするだろうし・・・・・
何せ人物撮るのさえ何分か動き止めていたんだから・・・・・

明治維新前の有事に水運、軍事目的では無い三隻の大型船・・・・・

海の無い彦根藩の軍事演習か?
湖限定で軍艦とはあまりに非効率だ。

見方によっては他の舟に近付かぬよう牽制している様にも見える。

遂に発見!_c0083518_19402523.jpg


何かを計測中???

これは何かを湖底に沈めているのではなかろうか?

勿論そのままズブズブと沈めるだけではなくて湖底工事しながらだ。
今でも抜群の透明度を誇る琵琶湖・・・ただ沈めただけでは丸見えである。

大型船三隻分の作業人夫と積荷・・・慶応三年の幕府雄藩の彦根藩・・・・・

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何かの作業中・・・・・




徳川埋蔵金!?


今までは日光東照宮付近の赤城山あたりばかりがスポットであった。
中禅寺湖とかも言われていたが・・・

西国諸国から北上して退却する幕軍が逆に西に下り琵琶湖まで行くとは考えられなかったのだ。
正に意表を突くカムフラージュ、逆転の発想か!?

それなら大型帆船三隻建造して湖内限定使用する非効率さも割が合う。

後日西から上がって攻めてくる薩摩・長州・土佐の官軍に湖横断利用されないため直ぐ沈められたのか解体され機関部だけ再利用したのか、その後この三隻の記録は無い・・・


未だに出てこない徳川埋蔵金は琵琶湖湖底に沈んでいるのだ〜!






まさかね・・・・・








でもその後俺の近所でも一部発見された・・・・・




遂に発見された!

徳川埋蔵金!




出てきたのは小学校だった!



遂に発見!_c0083518_17423818.jpg


とくがわまい ぞうきんだ・・・・・



by glass-jaw-hopper | 2011-04-27 00:41 | その時歴史は動いたような気が

ガラスの顎のリスクでジャンプし続けるバッタ
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