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その男Glass-Jaw-Hopperグラス・ジョー・ホッパー

帰りのタクシー



参った参った〜

深夜残業で終電を逃してしまった。


このまま始発待ちで朝まで会社で仕事しながら過ごすか〜とも考えたりもしたが明日は休日とはいえ早くから次男のテニススクールがあるのだ。

暑かった夏場が過ぎて季節はスポーツの秋、次男も張り切っている。

それに次男は小学生でありながらバイク乗りを自称していて俺とはバイク仲間だと思っているのだ。

俺とバイクに乗って走る事を無上の喜びとして日々小学校生活を送る健気でかわいい子供である。
メロスは裏切ってもバイク仲間を裏切るわきゃいかない。
俺のメンスが許さない。

何としても這ってでも帰らねば〜でも最近はタクシーもつかまらない。
列をなして大挙してたむろしてる新宿渋谷と違い最寄り駅は超メジャーな割りにかなりの小規模で駅前のそのモチベーションに期待は出来ず街道をすっ飛ばして走る流しのタクシーを流しソーメンの如くキャッチせねばならない。

何事も控え目で自己主張出来ない俺は得てしてタクシーから認知され難い人種である。

タクシー探しで深夜の街を徘徊するなんて御免である。
下手したら探し歩いているうちに朝になっちゃうかも知れない。
たちの悪い都会のギャルたちにナンパされてしまうかも知れない。

都会の深夜は危険なジャングルなのだ。

そこで会社出る前にタクシー会社に電話してタクシーを回してもらう事にした。
先方に多摩金市までと告げるとさっきまでの鼻でもほじりながらみたいに眠そうな対応が一変した。

自分も多摩金市民だったと大喜びだ。

とびっきりの車両回すから待ってなさいませませ〜(多摩金弁)と言うと早速やって来たタクシーは超Lサイズであった。

帰りのタクシー_c0083518_019929.jpg


運転手もラメ入りタキシードで待機している。
恐縮しながら乗り込むと後部シートはまるで絵にも描けないキンキラパラダイス、7人のバニーガールに囲まれ和気あいあいで家路に就いた俺だった。

帰りのタクシー_c0083518_0185499.jpg


酒は出るはタイやヒラメのツマミをつつきながら彼女らの舞い踊りは見るは、あまりの楽しさに時の経つのも写真撮るのも忘れてしまった。

帰りしなにお土産までもらった。
随分高級そうな漆塗りの紐付きの重箱である。
一体なんだろうか?手渡す時に彼女らが決して開けてはなりませんよと言っていたっけ〜
お土産渡しておきながら開けちゃダメだなんて妙な事言うなぁ〜と思ったよ。

開けちゃダメなお土産持って帰ってもしょうがないので家の最寄り駅駐輪場脇のゴミ箱にそのまま捨てて帰った。

ああ楽しかった。



by glass-jaw-hopper | 2010-10-02 00:50 |

ガラスの顎のリスクでジャンプし続けるバッタ
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