龍馬考
まず断っておくが20年越しの龍馬ファンである。
正確に言えば竜馬ファンである。
司馬遼太郎「竜馬がゆく」ファンである。
しかし・・・・・・最近考える・・・・・
国を捨て国事に走ったのは坂本龍馬・中岡慎太郎・・・・・いずれにしろ商家の次男坊に庄屋豪農の倅・・・・・
つまりバリバリの坊ちゃんだ。
一般の下級武士じゃその日暮らす事、家族を食わす事で手一杯で国事なんかにゃ走れないんじゃないか・・・・・
竜馬は国許から多額な仕送りを受けていた。
つまり・・・何をやっていようが飢える心配は無いのだ彼らは・・・・・・
脱藩しようが裕福な国許実家からは十分な仕送りが行く先々に届いていた。
長崎では香水好きな竜馬は一般庶民の女中の1年分の年俸ぐらいの高価なフランス製香水をせっせと買っていたのだ。(「竜馬がゆく」より)
昔の生活に困らないヨーロッパ貴族は暇潰しの為に「スポーツ」を作り興じた・・・・・
暇で退屈で仕方ないのでスポーツに興じる事で刺激を受けていたのだ。
龍馬の国事奔走・・・・・金持ちの坊ちゃんの暇潰しでは???
国許にいても次男坊である龍馬はやる事が無い・・・・・・
厳しい身分制度の土佐じゃ仕官し城仕えも出来ない。
上士が全てを牛耳っていて下士の龍馬に出る幕が無いのだ。
実家の坂本家も才谷屋もかなり年上の長男権平兄が仕切っている。
つまり国許土佐じゃ裕福であるが何もする事が無いのだ。
地方の一般下級武士、上士さえ困難で夢のような江戸千葉道場への自費留学もスラッとしているのだ。
浮谷東次郎『がむしゃら1500キロ わが青春の門出』
中学3年生の夏休みにドイツ製の50ccの2輪車であるクライドラー(50ccの2輪車は日本の法規で原動機付き自転車に分類され、当時は14歳から運転許可証を取得できた)で市川市~大阪市間を往復。
大阪に滞在していた母方の祖父、堀川辰吉郎を訪ねる旅だった。
当時の日本は一級国道もほとんど砂利道であり、現在に比べ信頼性の低かった自動車や2輪車で東京と大阪を旅行するのは冒険といえた。
ましてや中学生の少年の一人旅である。
浮谷は道中で多くの人と出会い様々な体験をしたが、その道程を体験記『がむしゃら1500キロ』の題でまとめ、私家版として本にしている。
浮谷東次郎は市川市~大阪市間を往復中に国道沿いでスイカを売る少女を目撃する。
炎天下の下その少女は多分農家の家の家計を助けるために道端に座りスイカを売っていた。
東次郎は中学生でありながらドイツ製のバイクに乗り冒険旅行中・・・・・
つまり龍馬は東次郎でなかろうか?
江戸の庶民も下級武士らもその日暮らしで精一杯・・・・・
龍馬だけは実家からの多額な仕送りを受けてスポーツ感覚で国事に奔走没頭出来たのではなかろうか?
貴族の子息が命を賭けてモータースポーツに興じる感覚とでも言おうか・・・
小説ドラマ映画そして史実・・・龍馬は余裕がある。
その生涯一度も飢えた事も無ければ飢える事に怯えた事も無い。
それはやはり経済的な豊かさからきているのではなかろうか?
国民的歴史上のヒーローである坂本龍馬・・・・・・実はそんな事ではないだろうか・・・・・・
龍馬が偉大なのは変わりないしこれからもファンではある。
しかしこの写真はどうやって撮ったのだろうか?
スタジオ撮影でない野外での撮影・・・・・一体どんなカメラだったのだろうか興味があるのだ。
正確に言えば竜馬ファンである。
司馬遼太郎「竜馬がゆく」ファンである。
しかし・・・・・・最近考える・・・・・
国を捨て国事に走ったのは坂本龍馬・中岡慎太郎・・・・・いずれにしろ商家の次男坊に庄屋豪農の倅・・・・・
つまりバリバリの坊ちゃんだ。
一般の下級武士じゃその日暮らす事、家族を食わす事で手一杯で国事なんかにゃ走れないんじゃないか・・・・・
竜馬は国許から多額な仕送りを受けていた。
つまり・・・何をやっていようが飢える心配は無いのだ彼らは・・・・・・
脱藩しようが裕福な国許実家からは十分な仕送りが行く先々に届いていた。
長崎では香水好きな竜馬は一般庶民の女中の1年分の年俸ぐらいの高価なフランス製香水をせっせと買っていたのだ。(「竜馬がゆく」より)
昔の生活に困らないヨーロッパ貴族は暇潰しの為に「スポーツ」を作り興じた・・・・・
暇で退屈で仕方ないのでスポーツに興じる事で刺激を受けていたのだ。
龍馬の国事奔走・・・・・金持ちの坊ちゃんの暇潰しでは???
国許にいても次男坊である龍馬はやる事が無い・・・・・・
厳しい身分制度の土佐じゃ仕官し城仕えも出来ない。
上士が全てを牛耳っていて下士の龍馬に出る幕が無いのだ。
実家の坂本家も才谷屋もかなり年上の長男権平兄が仕切っている。
つまり国許土佐じゃ裕福であるが何もする事が無いのだ。
地方の一般下級武士、上士さえ困難で夢のような江戸千葉道場への自費留学もスラッとしているのだ。
浮谷東次郎『がむしゃら1500キロ わが青春の門出』
中学3年生の夏休みにドイツ製の50ccの2輪車であるクライドラー(50ccの2輪車は日本の法規で原動機付き自転車に分類され、当時は14歳から運転許可証を取得できた)で市川市~大阪市間を往復。
大阪に滞在していた母方の祖父、堀川辰吉郎を訪ねる旅だった。
当時の日本は一級国道もほとんど砂利道であり、現在に比べ信頼性の低かった自動車や2輪車で東京と大阪を旅行するのは冒険といえた。
ましてや中学生の少年の一人旅である。
浮谷は道中で多くの人と出会い様々な体験をしたが、その道程を体験記『がむしゃら1500キロ』の題でまとめ、私家版として本にしている。
浮谷東次郎は市川市~大阪市間を往復中に国道沿いでスイカを売る少女を目撃する。
炎天下の下その少女は多分農家の家の家計を助けるために道端に座りスイカを売っていた。
東次郎は中学生でありながらドイツ製のバイクに乗り冒険旅行中・・・・・
つまり龍馬は東次郎でなかろうか?
江戸の庶民も下級武士らもその日暮らしで精一杯・・・・・
龍馬だけは実家からの多額な仕送りを受けてスポーツ感覚で国事に奔走没頭出来たのではなかろうか?
貴族の子息が命を賭けてモータースポーツに興じる感覚とでも言おうか・・・
小説ドラマ映画そして史実・・・龍馬は余裕がある。
その生涯一度も飢えた事も無ければ飢える事に怯えた事も無い。
それはやはり経済的な豊かさからきているのではなかろうか?
国民的歴史上のヒーローである坂本龍馬・・・・・・実はそんな事ではないだろうか・・・・・・
龍馬が偉大なのは変わりないしこれからもファンではある。
しかしこの写真はどうやって撮ったのだろうか?
スタジオ撮影でない野外での撮影・・・・・一体どんなカメラだったのだろうか興味があるのだ。
by glass-jaw-hopper
| 2010-09-12 22:22
| その時歴史は動いたような気が
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