その男Glass-Jaw-Hopperグラス・ジョー・ホッパー

<   2008年 05月 ( 115 )   > この月の画像一覧




多分この惑星で最高傑作のアルバム・・・・・・

c0083518_0163842.jpg

the definitive Ray Charles
レイ・チャールズを好きな人はもちろん、レイ・チャールズに興味無い人、レイ・チャールズを知らない人、レイ・チャールズを嫌いな人でさえ持っていて損の無いアルバムだ・・・・・

俺のテーマの喜・怒・哀・楽の全てが網羅されているよ・・・・・・
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 23:16 | | Trackback | Comments(2)

ドイツ人の叔母さん

俺にはドイツ人の叔母さんがいる・・・・・・

実は俺はドイツ、ゲルマンの血が流れているのだ・・・・・・

って言うのは嘘なのだが、ドイツ人の叔母さんがいるのは本当だ。

まぁ親戚の中に国際結婚した親戚がいるって事だけどね。



あれは小学生の頃だ・・・・・

俺は当時プラモデルに夢中だった。

それまでのやや低学年用のプラモデルでは無く、高学年になって初めて本格的に作ったプラモデルはBMWだった・・・・・・
スーパーカーブームの最中・・・・・・
周りはランボルギーニカウンタックやフェラリーを作る子が多かったが、俺はBMWだった。
当時からやや変な子ではあったようだ。
c0083518_21363642.jpg

こだわってラインは塗料と専用の刷毛を買ってきて手塗り・・・・・
豆球ライトも装備し、出来栄えは満足だった・・・・・・
プラモデル作り上げた時のタイヤのゴムの香りが最高だぁ~至福のひと時・・・・・・これは制作者の特権である。

まだ子供である・・・・・俺はその素晴らしく作り上げたプラモデルを誰かに見せて褒めてもらいたかったのだ。

そこで親戚の集まりに持っていった・・・・・

BMW・・・・・・ドイツの名車・・・・・・

そこにドイツの叔母さん・・・・・・

きっと見せたら喜ぶだろう~そして褒めてくれるに違いない・・・・・・


実際俺が見せたBMWを見て大仰に驚いてくれた・・・・・
俺は嬉しくなった・・・・・・
機嫌良くなった俺は貸せもっと見せろと手を伸ばす叔母さんにそのBMWを慎重に手渡した・・・・・










バキッ!グチャッ!
苦労して作ったリアウイングは吹っ飛び、ウインドは中に吹っ飛び、繊細なピラーは折れた・・・・・・・

日本のセンシティブで繊細なプラモデルはブリキの国、タイガー戦車を作った国の女にムンズと掴まれ握りつぶされたのだった・・・・・・








c0083518_2221753.jpg

映画なんかで車がスクラップ工場のプレス機で潰されるシーンを見る度、その時のシーンがオーバーラップする俺だ・・・・・・・・
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 23:10 | | Trackback | Comments(2)

伝説のバンドの終焉記念日

夏が近付くと想い出す・・・・・・

20年前の今日・・・・・・

伝説のバンドが活動を停止した・・・・・


俺達のバンド

c0083518_2350082.jpg

「ザ・ビーチク・ボーイズ」・・・・・・・

ウエストコーストサウンドの「SURFIN' USA-barashi」(サーフィンうさ晴らし)
沖縄サウンズを取り入れた「廃材オジサン」
そしてリバ・プールサウンドの「ヘイ!ジューロードー」
GSサウンドに影響を受けた「亜麻色の髪の夫婦(めおと)」
エルヴィスに捧げたメロウなナンバー「ナニイッテンダー」
ジム・モリソンに捧げた「歯跡に毛をつけて」・・・・・・
ライブハウスに集まったファン達は熱狂の渦だった・・・・・・

いずれもこの上三曲は下落合ライブハウスオリコンベスト10に入ったのだ・・・・・・

まだ若かったあの日・・・・・・
こわい物など無かった・・・・・・・

でも結局メンバーの音楽の方向性の違いから解散となってしまったのだ・・・・・


あの若かりし日々はもうもどってこない・・・・・・

でも赴任先まで持ってきたエレキギターを撫ぜる度に想い出してしまう・・・・・

熱かった青春の思い出だ・・・・・・・
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 23:00 | | Trackback | Comments(0)

若きドン・ファンの苦悩

小学校の時、家庭科の先生は志穂美悦子似の美人であった・・・・・・
30前後で独身・・・・・
セミロングの髪でいつも笑顔を絶やさない優しい先生だった。

でも何かとヤンチャな俺はどう言うわけかよく叱られた・・・・・

美人が怒ると怖い・・・・・その時学んだ事だ。



ある日授業後だったと思う・・・・・

その先生を囲んで何かの話をしていた。

何の話か忘れたが、話の流れで先生が「じゃあ、ホッパー君先生をお嫁さんにしてくれる~?」なんて言われたのだった・・・・・・

周りの仲間に冷やかされながらも俺はその時の話の流れ上、男気を見せて「いいよ~・・・俺先生と結婚するよ~」なんて言ったのだ。

その後その場はうやむやに解散したのだが、俺は仲間と帰りながら段々とエライ事してしまったぁ~と焦りだした・・・・・・

小学生にて婚約してしまったぁ~!!!


こ、これは・・・・・・ちょっと・・・・・やばいのではないか???


お、俺はまだ小学生だ・・・・・・・


相手は・・・・・多分30ぐらい・・・・・・・20も上の女性と婚約してしまった・・・・・・しかも先生・・・・・

フィンガー5が「憧れぇ~のあの人はぁ~罪な事だよぉ~先生ぃ~♪」なんて歌っていたが、俺の場合はその先生と婚約してしまったのだ・・・・・・・・
c0083518_18593144.jpg

フィンガー5の歌なんて軽いのだ・・・・・・
俺はいきなりヘビィゾーンへ飛び込んでしまった・・・・・
俺の当時の予定ではクラスの好きな吉永さんと結婚する予定だったのだ。

しかし俺の軽はずみな性格のせいでいきなり先生と結婚しなくてはならなくなってしまった・・・・・・・


確かに・・・・・・・先生は綺麗だし、大人っぽい(大人だって)・・・そして家庭科の先生なので料理洗濯も上手に違いない・・・・・・・
結婚すればいいお嫁さんだろう・・・・・・・

し、しかし・・・・・・・・何か府に落ちない・・・・・

マドンナ先生との結婚・・・・・嬉しくもあり妙に重圧でもあった・・・・・・


俺の甘くも苦悩の日々が始まった・・・・・・
家でもいつも3杯は食うカレーライスも2杯ぐらいしか食わない・・・・・・・

オカンに「俺・・・・・・結婚するかも知れない・・・・・」と言っても藤山寛美のテレビでゲラゲラ笑っているオカンは「え?何だって?」と聞いてなかった・・・・・
先生はこのオカンと上手くやっていけるだろうか?

授業中もその先生の時はどうも落ち着かない・・・・・

婚約者が授業している・・・・・・・俺の奥さんが授業しているのだ・・・・・・
落ち着けるわけがない・・・・・・・

吉永さんの後姿を見ては「ごめんね吉永さん・・・・・君は君で俺の事は忘れて幸せを見つけてね・・・・・・」と涙が滲んでぼやけた視線で見ていた。
クラスのみんなは結婚式に呼ばなくちゃなぁ~・・・・・なんて一人悩んでいた・・・・・
モーニング(タキシード)買わなくちゃなぁ~とか・・・・・


日が経つにしたがって、俺はどんどん具体的にどうすればいいのか考えた・・・・・

確かに先生は好きだ・・・・・・
結婚するのは嬉しくめでたい・・・・・・

しかし・・・・・・

結婚するからには俺は仕事せねばならない・・・・・
先生は家庭科の先生を続けるかも知れないが、俺はしっかり稼いで先生を養わなくてはならない・・・・・・・
俺に出来る仕事って何だろう?小学生でも雇ってくれる所があるだろうか???

その辺はアホな小学生の俺・・・・将来と現在がゴッチャになってしまっていた。

小学生じゃ雇ってくれないよなぁ~・・・・・
パンツの中はうっすら陰毛の手前みたいな産毛が生え始めていた・・・・・
この毛を見せれば大人だと思われて雇ってくれるだろうか???

痛い俺はもう生活苦に喘いでいたのだった・・・・・・


とにかく小学校行く前と帰りには新聞配達をしよう・・・・・

俺は最近出来た近所の新聞屋の前を行ったり来たりしながら募集のポスターを見ていた。


とにかく先生と相談しよう・・・・・
式はいつにするか?新婚旅行は熱海でいいか?湯布院にするか?新居はしばらくは俺の家の部屋でいいだろうか?相談したい事は一杯あったのだが、中々先生とツーショットになれるタイミングが無かった・・・・・・・
きっと先生も俺と相談したいに違いない・・・・・・・

ここは男の俺がちゃんとしなくては・・・・・
この家庭科の授業が終わったら先生の所に行こう・・・・・・と決心した時・・・・・

「先生は来年結婚しますぅ~・・・・・」といきなり先生が言った・・・
えぇ~先生ぃ~まだみんなに言うの早いよぉ~!と俺は焦った・・・・・

クラスのえぇ~!って反応の後、「誰とですかぁ~?」って女子の声・・・・・・

俺は心臓がバクバクしてしまった・・・・・・
お、俺とだと聞いたら皆すごくびっくりするだろうなぁ・・・・・・
でも俺もちゃんと言わなくちゃ・・・・・・
俺は上履きを履き直して机に掛けた手に力を入れ「俺とです!」と立ち上がろうとした・・・・・

その時「別の小学校の先生とよ~」と先生は事無げに言った・・・・

えっ?

どう言う事???



俺は小学生にして一方的に婚約破棄されたのだった・・・・・・・

ドン・ファン0勝1敗・・・初黒星スタートである。
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:50 | | Trackback | Comments(0)

アナザーワールドの住人との遭遇

随分前の話だ・・・・・・

学生時代のバイト先の仲間大勢で富士五湖へキャンプへ行った。

そのようなバイト先でそんな行事がある、そしてそこへ参加する気になるって珍しい事だ。

それだけそのバイト先は居心地が良い所だった。


皆、年は上から下まで離れてはいるが、皆、妙に優しく仲が良かったのだ。

やや他の仲間と離れた居住地の俺も当時車が無かったのでバイクで直接現地に行き参加したのだ・・・・・・



そこへやって来たのは今はバイトを辞めて就職したTだった。

やめてしばらく経っているので面識は無かったけど、古株の仲間はTを知っているらしかった。

Tを迎えるにあたって古株らの反応は微妙にこわばっているのを俺は見逃がさなかった・・・・・

Tは、何て事ない中肉中背でやや太めって体付き、顔はアバタ顔で目の細い冴えない男だった。



しばらくキャンプを続けてみて俺はそのTという男に驚いた・・・・・・

この世にこんな男がいるって事に驚いたのだ。


Tは何もしないのだ・・・・・
皆がキャンプのしたく、飯の用意に忙しくしていても何もしない。

自分で持ってきた釣り道具片手に一人で湖に出掛けて行ったっきり戻ってこない・・・・・

何もしない上にズーズーしいのだ。
そしてバイト仲間達グループはこの上無い人のいいグループだった。

昼飯の頃フラッと帰って来て、皆が飯の準備で並べている時点でもう食い始めていた。

そして午後しばしの自由時間の後、皆が火おこしたり野菜切ったり夕飯の準備し始めた頃、社員さんが連れてきた子供のお守りしてくれと言われてしばらくは一緒にいたようだが、ふと湖畔を見ると小さい子供達が子供だけで遊んでいるではないか・・・・・・


Tは?


子供に聞くとどこか行ったと言う・・・・・


見ると湖上で貸しボートに乗って竿を振っているTが居た・・・・・・


まったく無責任な男T・・・・・・

そして夕飯間近に帰って来て、会計係りの女の子に金を貰って仲間の車で買い出しに出掛けた・・・・・
キャンプ場の駐車場、自分の車を動かすと誰かにスペースを取られてしまうからだ・・・・・・

何か足りない材料でもあったのかって皆の思いを別に戻ってきたTはビールの箱をたくさん抱えていた・・・・・・
「これが一番好きだ」

全部自分の好きな銘柄のビールを買ってきたT・・・・・・

そこに子供が飲めるジュースも酒が飲めない女の子の為のお茶も無かった・・・・・・・

氷を詰めたアイスボックスにどんどんビールを入れるT・・・・・
他の人が入れるスペースはない・・・・・・少しだけ残っていた子供達のカルピスウォーターも入れられない。

それでも誰も怒らない・・・・・・
ちょっと悲しそうな顔をするママさん・・・・・

新入りの俺が場を荒らす事はないので黙っていたが、かなり俺もキレる寸前だった。

何も用意しないT・・・・・飯だけはよく食う・・・・・

テーブルに運ばれたカラアゲにいきなりドボドボしょうゆをかける。
自分の取り分の小皿のカラアゲにではない、大皿の皆が食うカラアゲにだ。
「おい〜子供も食べるんだぞ〜」と物柔らかに言う仲間に「これが旨いんだ」と事無げに言う・・・・・・
ガツガツ食いながら「味が薄い」とか文句を言う・・・・・・

食後まったりした時間・・・・・皆が談笑を始めた・・・・・・
バンガロー前のテーブルでやっとのんびり酒の時間・・・・・
Tはどんな話も自分の話ばかり・・・まったく他人の事に興味が無いようだった。
どんな話でも入り込んで自分の話にする。
別に聞きたくない話でウンザリしてしまう。
Tが話に入ってくると場が白けてしまっていた。
明らかに女の子は不満気だったがTはまったく平気のようだ。

そして誰かが持ってきたラジカセで野球中継・・・・・
贔屓の選手の時には更に音量を上げて聴いている。

楽しくしゃべっていると、「ちょっと、聞こえん」と更に音量を上げる。

静かな湖畔のキャンプはTのザーザーガーガー言う野球中継で潰された。

皆が就寝し始めた頃まだビールを飲むT・・・・・・
誰かをつかまえてはベラベラしゃべっている・・・

いきなり花火の音・・・・・
Tは持ってきたのか落下傘花火を打ち上げる。

さっきは子供らが隅っこで手持ちの小さな花火で遊んでいたのだが、こんな遅い時間に大きな花火・・・・・・
俺達だけではない、他のバンガローには別の宿泊者だっているはずだ・・・・・・

何だコイツ?

コイツ何?

こんなヤツ許していいのか?

俺が殴ってやろうか?


しかし・・・・・俺がここでそんな事していいのか?

そんな自問を寝ながら繰り返す俺・・・・・

夜遅くまでTは酒飲んで起きていたようだった。


次の日の朝、皆は起きて朝飯の準備、火おこし野菜切りに炊事・・・・・
その前にTが散らかし散乱した空き缶とゴミの掃除からその朝は始まった。

Tはいつまでも起きてこない・・・・・夜更かし深酒で寝ている・・・・・


皆が飯を食っている頃起きてきて飯食っている横でウゲェウゲェとむせはじめる。
顔をしかめる女の子・・・・・
そして「腹減ったぁ」と朝飯を食い始める・・・・・

朝飯を食い終わると皆で後片付け洗い物・・・・・
Tは残り少ないインスタントコーヒーを一人で飲んでボーとしている。
本当は昨日買出しで買ってきて補充されるはずだったコーヒーだ。

ちょっと濃く入れ過ぎたのか、飲み掛けのコーヒーを地面にジャッーっと捨てるT・・・・・

やっと皆後片付けが終わる・・・・・


もちろんTの姿はとうに無い・・・・・・また釣りに出掛けたようだ。

Tがコーヒー飲んでボーとしていた所には飲み掛けのプラスチックのカップと食い散らかしたお菓子が散乱していた。




何だコイツ?

コイツ何?

こんなヤツ許していいのか?


何故皆怒らないのか?



昼飯の準備していても戻ってこないT・・・・・・



そして食い始めるとちゃんと「腹減った〜」と戻ってくる・・・・・
俺はもう相当きていてガン飛ばしているのだが、まったく蛙の顔にしょんべん・・・・・
「魚がスレててダメだ〜」と何処吹く風のT・・・・・
誰も答えないけど平気らしい。
子供のおかわりの分のカレーも全部自分の皿に盛るT。
「もうちょっと辛口が好きだな〜」とカレーに文句・・・・・
誰もお前の好みなんか聞いていない。

ズーズーしく鈍いヤツなのだ・・・・・・・

何故?

何故?怒らないのだ?

皆優しくお人よし揃いだけどさすがにこれは・・・・・・・



食後の後片付けTはまたどこかに出掛けた・・・・・
そのままどこか行ってくれ、もう戻ってくるな〜!


Tのいないキャンプは平和だった・・・やっと心落ち着くキャンプって感じだった。
やっとボートを出して釣りをしたり、誰かが持って来ていたバトミントンや子供達と自転車で遊んだりした。

皆もホッとしているようだった。

その時仲間の一人が俺の車知らない〜?って聞いて回っていた・・・・・


一人がTが乗っていったよ〜貸したんじゃないの?と答える・・・・・
ちょっと行った所にある公共の温泉に行ったと言う・・・・・
キャンプ場の駐車場に停めてある車は誰かが邪魔で出られないといけないのでキーは一箇所に集めて置いてあったのだ。

Tは勝手に人の車を使って温泉に行ったのだ。

「しょうがないヤツだなぁ〜」・・・・・・

何で怒らないの?????

何て人間が出来ている人達だ・・・・・・

何かの試験なのか?このキャンプ?忍耐力とかの?

Tも俺の知らないアナザーワールドの住人ならば他の人らも別のアナザーワールドの住人に感じた。

俺だけ別の住人・・・・・・・



わかった事・・・・・・ズーズーしく厚かましいヤツって上手くお人よしを見つけるらしい・・・・・・
そしてそのお人よしに付け込んで生きているのだ・・・・・・
まるで寄生虫のように・・・・・・
そのお人よしに拒まれたら、また別のお人よしに寄生する・・・・・・・

俺もお人よしって言われるがここまで我慢は出来ない・・・・・・


夕飯準備の前・・・・・・
何人かで俺のバイクを囲んで話をしていた・・・・・・

当時は中古のバイクだったが俺はちょっと自慢げだった。
皆車で乗り合わせてきたのでバイクは俺だけだったのだ。

そこへタオルを首に巻いて温泉から帰って来たTが通り掛かった・・・・・
「温泉良かったよ〜」と近付いて来る。
俺はかかわると腹が立つので無視していた。

Tは目ざとくそのバイクを中心に談笑している輪を見つけ入り込んで来た。
どこでも鼻を突っ込んでくる。

いきなり割り込んであっと思う間も無く「しぶいじゃん〜」と跨る。
跨る時回した足がそばに立っていた俺の腰を蹴る。

バイク乗りって自分のバイクが可愛いもんだ。
恋人であり彼女みたいなものである。
礼儀として触りたかったら、そのオーナーに「ちょっと触ってもいいか?」とことわるのが筋である。
オーナーは気に入ったヤツしか触らせない。

実際皆そういう礼儀を心得た人達だった。
それをいきなりことわりもなく跨ったのだ。
一瞬固まる俺と皆にお構い無しでグイグイハンドルを回す・・・・・

その時土の上にやや不安定な足場に立てかけていたスタンドが外れた。

倒れ掛かるバイク・・・・・・

あっと皆が手を伸ばしバイクを支える・・・・・
でもバイクはあまりに予想外に倒れかけたので、皆が差し出した手では支え切れずゆっくり寝るように倒れた。

Tがよろめき、たたらを踏みながらタンクを踏み付け反対側に飛び降りる・・・・・
「あぶねぇなぁ〜このバイク」と言うT・・・・・・






その時俺の意識は消えた・・・・・・







ふと我に戻り気付くと俺は三人がかりで体を押さえられていた・・・・・
一生懸命なだめる仲間の声・・・・・・

目の前にはTが怯えた顔で尻餅を付いている・・・・・・
風呂上りの服は泥に汚れていた・・・・・・・
その目は「何でこんな事でそんなに怒るのか?」理解出来ないって目だった。
とにかくTは面識の無かった俺をただの乱暴者だと思ったようだ。






その晩・・・・・・テーブルを挟んで遠い位置で離されて座っている俺とT・・・・・

Tはちょっとは反省したのか・・・・・・・いや、全然変わらない・・・相変わらず厚かましいT・・・・・
自分の好みの調味料をジャンジャンかけ、一人で旨い所を食う・・・・・・
デザートもフルーツも全然遠慮無しで何個も食う、子供がもう一つ食べようと手を伸ばした時には皿は空っぽだった・・・・・
子供らも嫌っているのかまったく寄り付かないし、Tもまったく子供に興味ない・・・・・
子供らが楽しそうに話しているととうるさそうに横を向いている。
時々俺を盗み見るが目が合いそうになると怯えたように視線を外すぐらいだ。

こいつに怒っても無駄だった・・・・・・

食後俺を避けたのか、後片付けもせず、すぐに自分のバンガローの部屋に戻って行った。
勝手に持って行ったラジオの野球中継が部屋から響く・・・・・・
冷やして置いたビールはほとんどTが部屋に持ち帰っていた。

俺は後片付けしながらやりきれず仲間に聞いた。
何故あんなヤツを呼んだのか?

すると誰も呼んでいないけどどこからか聞きつけ来るとの答え・・・・・・
きっとお人よしの誰かに聞き出して勝手に来るのだろう・・・・・・



次の日起きたらTは居なかった。

帰ったらしい・・・・・・Tは勝手に帰っていったらしい・・・・・
皆で水場に並んでコンロやバーナー、テーブルの掃除をして帰る準備をした・・・・・

Tのバンガローの部屋は空き缶とゴミが散乱していた。
空き缶の数が大幅に合わないのは飲まなかったビールは持ち帰ったようだ。
誰かのラジカセはビールでベタベタしていた。

皆で荷物を車に運び込んで解散の挨拶し終わってから買い物のレシートを計算し清算していた誰かが言った・・・・・


「誰かTからお金もらったぁ〜?」
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:35 | | Trackback | Comments(4)

ジョーよ・・・・・・

その科学忍者隊の中でダントツのかっこよさと人気・・・・・・

クールガイでニヒリスト・・・・・・

その名はコンドルのジョー

禿鷹のジョーではない・・・・・

コンドルのジョーだ・・・・・・・
c0083518_23193278.jpg

普段は何かよくわからんアメリカンな自動車レースのレーサーとまたかっこいい・・・・・・

優等生タイプのリーダーのケンに反発する不良の兄貴・・・・・

でもかっこいい・・・・・・

よくわからんがかっこいい・・・・・・

羽手裏剣を咥えながらクールに決める・・・・・・

よくわからんがかっこいい・・・・・・

最後の決め手のバードミサイルを敵に撃ち込む時は何故かジョーがいつの間にか半歩前に出ていてベストポジションをキープしていて遠慮の塊状態の発射ボタンのカバーを叩き割りながら発射する・・・・・

よくわからんがかっこいい・・・・・・


その割りに科学忍法何とかっていう皆が組み体操みたいに肩に乗り合ってクルクル回る技をかける時は従順にちゃんと一番下で皆を持ち上げている・・・・・・

よくわからんがかっこいい・・・・・・



合体した大型飛行機ゴッドフェニックスでまた分散して敵と戦う時・・・・・・

何かジョーの乗り物の車はゴッドフェニックスの先端から顔を出して先っちょに装備されているマシンガンを撃つだけ・・・・・・・

バイクの女も、わけのわからんバギーに乗った小僧もちゃんと飛び出して空中を走り回って戦っているのに・・・・・・

でかい口利いて先っちょにくっ付いてマシンガン撃つだけって~・・・・・・


これだけはかなりカッコ悪い・・・・・・
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:31 | | Trackback | Comments(2)

意味無いじゃん~

昔の剣豪の試合・・・・・・・

北進一刀流の流れの今の剣道みたいに竹刀、防具なんか無かったらしい。
竹刀、防具が発明されたのは幕末だ・・・・・・


だからもっと前の時代・・・・・・

試合は両者木刀で立ち会った。



しかし、宮本武蔵の史実を読むと・・・・・・・

試合相手を・・・・・・・


撲殺~


ってオイッ!
刀じゃなくて木刀で試合した意味無いじゃん~!
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:29 | その時歴史は動いたような気が | Trackback | Comments(0)

バカ親バカ教師

最近やたらバカ親の話をテレビで言っている。

「小学校への無茶な親のクレーム」としてちょっとあきれたニュアンスで放送している。

なるほど、随分親の質も変わったもんだ・・・・・

俺が小学生の頃はよく担任にビンタやゲンコツを貰ったもんだ。

今そんな事したら大変な問題になるだろう・・・・・

確かに今、自分の子が教師に殴られたって聞いたら冷静でいられない。
信頼出来る先生がそれだけ少なくなったのだろうか?



しかし「小学校への無茶な親のクレーム」の中で親からのクレームの一つに
「あの子とうちの子は仲が悪いので別のクラスにしてほしい」
ってのがあった・・・・・

そのクレームはその他の「小学校への無茶な親のクレーム」のあきれた一つとして苦笑いされながら流されていたけど・・・・・・・


そのクレームがもし「あそこの親と私は仲が悪いから別のクラスにしてほしい」ってんなら、そりゃ「小学校への無茶な親のクレーム」として同列で流していいだろう・・・・・

しかし、今のご時勢「イジメ」が社会問題にもなっているではないか???

意外やこれは切実な問題ではなかろうか?


別に即座に別クラスにせよと言っているわけではない・・・・・
しかし考慮の一つとあげてちゃんと考えてみなくてはならない問題ではないか?


このクレームをただの「小学校への無茶な親のクレーム」として受け取り側が一緒に受け流すの体質に問題がある。
ただの笑い話で済ませていいのか?ちゃんとその背景と状況を把握してから笑えよ・・・・・

片方で「いじめを見逃さない」ってスローガンを挙げておいて
もう既に「イジメ」の要素、芽を一つ見逃しているよ!
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:29 | | Trackback | Comments(0)

教育改革

子供の小学校の行事に顔を出す度に感じる・・・・・・

教室は国際色豊かになった・・・・・

お父さんかお母さんがアメリカ人とかイギリス人・・・・・中国人、韓国人、中東、南米人・・・・・・

明らかに黒人、南米ラテンの血を引くクラスメイトの子が普通に日本語で話しているのを見ると日本も国際化が進んだよなぁ~なんて思う・・・・・

ラッパーみたいな恰好の黒人の人を見てもあまり思わないが、授業参観などでビシッとスーツ着ている黒人のお父さんって本当にカッコイイなぁ~と思うよ・・・・・・





しかし俺の妹が小学校低学年の頃って音楽の授業で習った歌
「真っ黒けのく○んぼがぁ~ワオ~ワオ~♪槍持ってぇ盾持ってぇ~追いかけてくるぅ~♪~やれ逃げろぉ~♪それ逃げろぉ~♪とっ捕まったらフライパンで揚げられるぅ~♪」
なんて歌を習って来てよく練習していた。

今じゃとんでもない歌だよなぁ~


時代は確実に変わったな・・・・・・
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 22:10 | | Trackback | Comments(0)

パラダイスの歌声

c0083518_2121413.jpg

THE BEACH BOYS・・・・・・・

夏の代表的なバンド・・・・・チューブとは歴史が違う、サーカスとも歴史が違う・・・元祖「夏バンド」なのだ。


高校時代から好きだ・・・・・・

真似てビーチク・ボーイズってバンドを作ったぐらいだ。


ジャケットの端っこがカットされている輸入版レコードを随分買った。


もちろんファンも多い・・・・・

しかし、何故かこのBEACH BOYSってその偉大な功績の割りに軽く見られている傾向がある。

仲間に「BEACH BOYSが好きだ」って言うと大抵「ふ~ん・・・・・でさぁ、明日だけど下北でいいか?・・・」と一瞬で却下される。

カーステでかければ、大抵同乗者は「うへっ」って言うか顔をするのだ。


そう100%明るい・・・・・サーフィン、ホットロッド、浜辺、渚の女の子・・・・・・気恥ずかしいぐらいの100%直球の世界・・・・・・

こんなパラダイスがあるだろうか?

どうも大抵の人はこんな遠いパラダイスを歌われてもピンとこないのかも知れないな。


しかしやはり偉大な夏のバンドだよ。

冬聴けば、遠い夏に恋焦がれ、夏聴けば夏満喫・・・・・・


俺の少年時代の夢はこのBEACH BOYSかブルー・ロンド・アナ・タークを聴きながら渚の海沿いの道をオープンカーで飛ばす事だった。
c0083518_221226.jpg


・・・・・・・・・・・・・・・・



欧米かよっ!
[PR]



by glass-jaw-hopper | 2008-05-30 21:34 | | Trackback | Comments(0)

ガラスの顎のリスクでジャンプし続けるバッタ
by glass-jaw-hopper
プロフィールを見る
画像一覧

最新のコメント

oninbe707さん、..
by glass-jaw-hopper at 12:03
大学の同期です。いっしょ..
by oninbe707 at 08:38
sararaMさん、一緒..
by glass-jaw-hopper at 12:03
ご卒業、おめでとうござい..
by sararaM at 16:17
安部許さない
by 高崎より at 13:01
安部許せない。
by 久留米より at 11:02
安部許さない。
by 唐津より at 13:36
安部許さない。
by 三ヶ日より at 11:42
安部許せじ
by 辻堂より at 09:03
北朝鮮に行け。
by 原宿より at 23:49
安部許さない。
by 本八幡より at 17:30
安部許さない。
by 尾道より at 15:53
安部許さない
by 留萌より at 14:40
支持してませんので単に政..
by glass-jaw-hopper at 12:08
基本いろんな考えがありま..
by 行きがかり at 11:27
通りすがりのものです〜 ..
by 通りすがり at 00:19
ONIZUMAさん、そう..
by glass-jaw-hopper at 08:42
ONIZUMAさん、そち..
by glass-jaw-hopper at 08:39
こんばんは。 おめ..
by onizuma at 22:19
こんばんは。 同世..
by onizuma at 22:14

メモ帳

最新のトラックバック

【サライブステージ IN..
from 「料理と趣味の部屋」
Mazda Capell..
from 音楽とコーヒーと自転車の日々
福山雅治に栄冠
from 生活のキーワード
仮面ライダー1号から仮面..
from 仮面ライダーのすべて
桃井かおり
from とんぼ

ライフログ

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧