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その男Glass-Jaw-Hopperグラス・ジョー・ホッパー

よく第二次大戦時のドイツのナチスを「狼」と表現する。


ドラマ映画元より歴史史実説明でも「ヨーロッパの狼」と呼ぶ。



それはただ単に血に飢え凶暴だからそう表現されていると思われてきた。
日本で言う「一匹狼」とかは孤高で誇り高くカッコイイ象徴だが欧米では「一匹狼」は「老いぼれ」「はぐれ者」「生き残り」「落ちこぼれ」の意味合いが強いイメージである。

一体誰がナチを狼と言い出したのかは不明らしい。

ナチス自ら自分らを「狼」とは例えないだろう。
彼らは自分らの象徴を猛禽類鷲に例えていた。
狼_c0083518_836610.jpg

ちなみにショッカーを始め日本のヒーロー物の悪役もナチを真似て鷲のマークの採用率が高い。


強い鼓舞ならば狼より獅子ライオンやトラとでも表現しそうなものだ。
ナチスは元々社会主義思想から発足したので「赤」の象徴の群れで行動する「狼」と言ったのだろうか?

何か腑に落ちない・・・・・

ユダヤ人達が自分らに危害を加える「狼」と表現したのだろうか?

でもやはりそれなら山犬とか狂犬とか言いそうだ。

一体誰が言い出したか?

狼_c0083518_18432739.jpg

別の角度から考えて考察してみる。

古来日本では狼を山の神として崇めて来た。

主に農村地帯で狼信仰は盛んであった。

ヨーロッパでの邪悪な悪魔扱いと違い日本では神様である。
日本ではずる賢いと表現されるキツネも欧米では「賢い」「知恵者」とされ随分評価が高い。
神出鬼没のエルヴィン・ロンメルを連合国は畏敬の念を込めて彼を「砂漠の狐」と呼んでいた。
狼_c0083518_938541.jpg



日本では狼は神様・・・・・
それは何故か?


田畑の農作物を荒らす鹿などの草食動物を駆除してくれるからである。

農民にとって鹿やカモシカは自分らの育てた稲や苗を食い荒らす邪悪な物であった。

狼はそんな鹿を襲い食べてくれるありがたい動物なのだ。

欧米人が人間の食べない草を食み、乳を取り、肉を食い、革が使え、骨さえも利用出来る牛を神からの贈り物考えたように日本人は狼を神の使いと考えた。



自分の利を守ってくれる神、狼・・・・・


ナチスにそれを感じた者は誰だ???


ユダヤ人の虐殺・・・・・シオニズムに歯止めを掛けてくれて助かる者・・・・・


それは中東に於けるアラブ諸国ではなかろうか?
ナチスを狼と言い出したのはアラブの民ではないだろうか?


昨今の中東の戦争・・・・・この心痛む戦争はイスラエル建国前のこの頃から既に始まっているのだ。







ここらの峠道に出没するロータスの狼だ。


狼_c0083518_1474611.jpg

実際は「ロータスの狼」ではなくて「ロータリーの大神さん」であった。



by glass-jaw-hopper | 2013-06-18 00:00 | その時歴史は動いたような気が

ガラスの顎のリスクでジャンプし続けるバッタ
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