ジャイアン橋本真也
久しぶりに橋本真也の過去試合動画を見た。
確かに橋本真也の試合はどれも緊張感に溢れ面白い。
ダレる事が無い試合運びは秀逸である。
生前両国国技館に仲間と試合を見に行ったけど彼の大きなアクションは遠目にもわかりやすかったっけ・・・・・
異種格闘技線のvs空手家の小笠原戦は学生時代小笠原氏の吉祥寺支部道場に出入りしていた関係で実に白熱した。
生前も没後も彼の人間性の欠如、女性遍歴はいろいろ言われているけど、プロレスラーとしてパフォーマーとしては橋本真也は実に優秀でおもしろい。
彼は会場をカッカさせて温度を上げる才能に長けていた。
「破壊王」・・・その危険なムードの試合は会場を沸かす・・・・・
プロとしてそれはとても重要な事なのだ。
プロレス人気が下火の今、橋本真也のようなインパクトのあるレスラーを養成誕生される事が大切なんではなかろうか?
レスラーってのは特殊な職業だよね・・・
その他スポーツ選手とは何かが違うのは否めない。
良い映画だった・・・・・
不器用な男の生き方・・・・・
しかしまぁ~社会的落伍者と言うのは何でこうも映画では光るのだろうか?
誰も品行方正な優等生人間なんか見ても面白くないんだろう・・・・・・
ダメ男は見応えがあるらしいよ・・・・・
実在したら実に本人らは苦しいだろうけどね。
しかしまぁ・・・・
自分を投影してしまう・・・・・
ミッキー・ローク復帰だ。
正に体を張った復活だよ。
ボクサーとは知っていたし、あの日本に来た時のネコパンチに幻滅した俺だけど、まさかレスラーで復活とは・・・・・
そんなにガタイ良かったっけ?って感じだった。
でも身体は作っていてレスラー・・・アメリカンショーレスラーっぽかったよ。
アメリカの地べたを這うように生きている、過去の栄光を捨て切れなくて引きずって生きている男・・・・・
振られた相手はストリッパー・・・・・・・どちらも裸の仕事である。
生活のため働いていたスーパーの仕事もダメになり、疎遠だった娘には復縁しかけて絶望されて絶縁された。
何もかも失う男・・・・・
ただ彼にはプロレスがあった。
仲間のレスラー達は皆お互いのファイトを讃え合い優しい。
後輩の若手レスラーらももう老体の彼をチャンピオンチャンピオンと尊敬し崇拝している。
端から見ていても実に心地良く肉体的にはキツイけどぬるま湯の世界だ。
そう・・・・・スーパーのバイトの方がよっほど厳しい現実の世界なのだ。
彼にはプロレスしかなかった。
これがもしボクシングならばこの持ち味は出なかったろう・・・
もっとストイックな「挑戦」「再チャレンジ」「栄光」が題材になってしまう。
そこに胡散臭いプロレスを持ってきたから悲哀が出たのだ。
「挑戦」より「逃避」のニュアンスが濃い。
ただなんか・・・・救われないなぁ~・・・哀しいねぇ・・・・
最後ストリッパーの彼女が控え室で心臓発作の危険のある主人公が試合に出るのを止めて、それでも試合に出ると言う彼にここで待っているからと言うシーンは矢吹ジョーと葉子そのままだった。
彼の生きる世界はプロレスにしかなかったのだ。
社会的落伍者の男は全てを放棄し唯一の居場所・・・・結局そのプロレスに戻っていく・・・・・
俺のプロレスは何だろうか?
確かに橋本真也の試合はどれも緊張感に溢れ面白い。
ダレる事が無い試合運びは秀逸である。
生前両国国技館に仲間と試合を見に行ったけど彼の大きなアクションは遠目にもわかりやすかったっけ・・・・・
異種格闘技線のvs空手家の小笠原戦は学生時代小笠原氏の吉祥寺支部道場に出入りしていた関係で実に白熱した。
生前も没後も彼の人間性の欠如、女性遍歴はいろいろ言われているけど、プロレスラーとしてパフォーマーとしては橋本真也は実に優秀でおもしろい。
彼は会場をカッカさせて温度を上げる才能に長けていた。
「破壊王」・・・その危険なムードの試合は会場を沸かす・・・・・
プロとしてそれはとても重要な事なのだ。
プロレス人気が下火の今、橋本真也のようなインパクトのあるレスラーを養成誕生される事が大切なんではなかろうか?
レスラーってのは特殊な職業だよね・・・
その他スポーツ選手とは何かが違うのは否めない。
良い映画だった・・・・・
不器用な男の生き方・・・・・
しかしまぁ~社会的落伍者と言うのは何でこうも映画では光るのだろうか?
誰も品行方正な優等生人間なんか見ても面白くないんだろう・・・・・・
ダメ男は見応えがあるらしいよ・・・・・
実在したら実に本人らは苦しいだろうけどね。
しかしまぁ・・・・
自分を投影してしまう・・・・・
ミッキー・ローク復帰だ。
正に体を張った復活だよ。
ボクサーとは知っていたし、あの日本に来た時のネコパンチに幻滅した俺だけど、まさかレスラーで復活とは・・・・・
そんなにガタイ良かったっけ?って感じだった。
でも身体は作っていてレスラー・・・アメリカンショーレスラーっぽかったよ。
アメリカの地べたを這うように生きている、過去の栄光を捨て切れなくて引きずって生きている男・・・・・
振られた相手はストリッパー・・・・・・・どちらも裸の仕事である。
生活のため働いていたスーパーの仕事もダメになり、疎遠だった娘には復縁しかけて絶望されて絶縁された。
何もかも失う男・・・・・
ただ彼にはプロレスがあった。
仲間のレスラー達は皆お互いのファイトを讃え合い優しい。
後輩の若手レスラーらももう老体の彼をチャンピオンチャンピオンと尊敬し崇拝している。
端から見ていても実に心地良く肉体的にはキツイけどぬるま湯の世界だ。
そう・・・・・スーパーのバイトの方がよっほど厳しい現実の世界なのだ。
彼にはプロレスしかなかった。
これがもしボクシングならばこの持ち味は出なかったろう・・・
もっとストイックな「挑戦」「再チャレンジ」「栄光」が題材になってしまう。
そこに胡散臭いプロレスを持ってきたから悲哀が出たのだ。
「挑戦」より「逃避」のニュアンスが濃い。
ただなんか・・・・救われないなぁ~・・・哀しいねぇ・・・・
最後ストリッパーの彼女が控え室で心臓発作の危険のある主人公が試合に出るのを止めて、それでも試合に出ると言う彼にここで待っているからと言うシーンは矢吹ジョーと葉子そのままだった。
彼の生きる世界はプロレスにしかなかったのだ。
社会的落伍者の男は全てを放棄し唯一の居場所・・・・結局そのプロレスに戻っていく・・・・・
俺のプロレスは何だろうか?
by glass-jaw-hopper
| 2013-01-24 00:47
| 楽
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