俺はぜったい!プレスリー
大学の知り合いの安田君の実家はとんでもない田舎だったそうだ。
彼が東京の大学に来てまず驚いたのはその人の多さより空が青い事だったそうな・・・
彼の実家のあるその町は日本海性気候でいつもどんよりと曇っていたらしい。
その町の駅前でもあるメインストリートはいつも人気(ひとけ)が無く、派手で楽しい店も無い上に毎日どんより天気なので若者らは陰鬱な気分になってしまうそうな・・・・・
まぁそれが普通だと思っていたそうだけど・・・・・
夜も早く、8時台にはメインストリートの唯一の繁華街も真っ暗で若者が遊ぶ店も無い。
しょうがないので若い連中は買って貰った車でグルグル走り回って徘徊しているそうだ。
そんな町なんで高校時代のバイトなんかはもっぱら農家の収穫の手伝いだったり収穫された果物の加工工場での果物洗いなんかしか無かった。
やる事が無いんでもう中学生ぐらいからエッチばかりしていたそうだ。
相手は幼馴染みの女の子から同級生、先輩、後輩、友達の姉ちゃん・・・・・
もうほとんど親も暗黙の了解で黙殺・・・せっせとお互い訪問し合って親が居る家の中で励んでいたらしい。
甲子園なんか目指す部活に属するか帰宅部で部屋でゴソゴソエッチしているか・・・
もうほとんどスポーツに近かったらしい。
それは大人も同じで娯楽が無いのであちこちで不倫しているのが普通だったそうな・・・
安田君のお父さんもお母さんも不倫相手がいてお互いに見て見ぬ振りしていたらしい。
でもなんとなく言動からわかってしまう。
お父さんの相手ははスナックのママさんでお母さんは出入り業者の営業の男って・・・・・
そのスナックのママの亭主もバイトの女の子とできていたりと・・・・・
安田君が幼い頃はお父さんが出張とかの不在時にしょっちゅうマドンナ扱いのお母さん目当てで青年団のお兄さんが泊まっていったそうだ。
夜中トイレで一戦終わった半裸のお兄さんと鉢合わせって事もあったらしい。
その辺は実に大らかだったりする。
県の県庁所在地中心部から赴任してくる県立小学校中学校高校の先生らも最初の頃は元気いいけど日を重ねる内にどんよりしてしまうそうだ。
最初は持て余す時間を写真や写生を趣味にして休日毎車で遠方まで出掛けたりして趣味に生きようとするけど結局は「郷にいれば郷ひろみ」で女の先生は彼氏を作って淫蕩な日々を送るか地元の父兄にちょっかい出されて深い関係になってしまうらしい。
ちょっと綺麗な女の先生が赴任して来ると取り合い牽制の様相を呈して刺激が生まれやや町が活性化するそうな。
やる事が本当に無いと人間はエッチするらしい。
安田君も進学で上京するに当たってお世話になった女友達やバイト先のパートのお姉さん奥さんらと最後の一戦をお願いしたそうだ。
それはまるで走馬燈の様な自分の青春のトレースだった。
そんな話を聞くと中々田舎の生活も楽しそうな気がしてしまう・・・・・
卒業後は地方公務員となり田舎にUターンした安田君・・・・・
東京での4年間は風俗以外まったく不発だったのできっと地元の桃源郷では「東京帰り」を武器にせっせと励んでいるに違いない。
東京へ出てみて改めて故郷のありがたさがわかったようだ。
当時Uターン組が結構いた。
20数年振りに地元の友人のS君の事を地元友人から聞いた。
S君は予備校時代の仲間だ。
予備校当時はよく一緒にパチンコに行ったり、喫茶店でだべったりした。
俺が一浪し大学に受かって上京した年に彼は受験に失敗し二浪となった。
その後地元に戻って予備校の仲の良い先生を訪ねに予備校に顔を出す度に彼は教室にいた。
一体何浪してんだ???クラスからは先輩なんて呼ばれていたっけ・・・予備校生には禁句の称号だが、彼は予備校の牢名主のようになってしまっていたよ。
地元の市から更に地方出身者の彼は予備校近くの予備校と契約していた民間寮に下宿して浪人生活を過ごしていた。
何度か遊び行ったが、いかにも下宿って感じの部屋だったっけ・・・
結局受験中にも関わらず下宿の管理人さんとできてしまった彼は仲間内からは「めぞん一発」と言われて照れていた。
照れている場合か?
打ち上げ飲み会では合格していないにも関わらず出席し、尻を出す芸をして場を沸かしていた彼はどうも照れるポイントが一般人と違うようだ。
下宿で違う賄いをむさぼり続けた彼は次第に予備校に顔を出さなくなりクラスの仲間から「寝たきり浪人」とも言われていたっけ・・・
受験勉強より熱心に別の勉強に励んだ彼はその後数年受験に失敗し浪人生活を続けた後、結局受験を諦め国に帰り実家の酒屋店を継いだらしい。
酒屋の若旦那に納まった彼は、気が良く穏和で人懐っこい性格から近隣の奥様らから随分可愛がられ顧客拡大に励んだ。
地元の女と結婚した後も熱心に顧客拡大に励みつつ顧客リピーターには個々のニーズに応えサービスを欠かす事なく店を拡張していった。
大した物で今では酒屋から発展させたリカーショップの社長である。
受験勉強より結局その管理さんとの昼夜問わず励んだ勉強の方が役に立った数少ない例は予備校で「個別指導の性行例」と呼ばれている。
バイトの女の子からパートの奥さんまで、愛人さんが点在するオットセイ帝国状態に君臨し満足していたが、奥さんは若い男と逃避行・・・因果は巡るってヤツか・・・・
時の経つのは早いモノで今度彼のリカーショップには多分自分の息子らしき社員が入って来るらしい。
娘と結婚させて跡を継がせていいものかどうか彼の悩みはそこだ。
田舎町ならではのエピソード・・・・・
高校時代に海外から留学生がやって来た。
同時期来たのは南半球から来たヘレンって子とニューヨークからジェーンって子だった。
どちらも白人の女の子であるがヘレンは大柄金髪でやや大人しいタイプ、ジェーンは黒髪っぽいスレンダータイプで社交的だった。
当時はよくわからなかったけどどこか垢抜けないヘレンは南半球に多く点在する実家が牧場のどっぷりの白人でジェーンはウッディアレンの映画に出てくる子みたいな裕福なアッパークラスのユダヤ系であったようだ。
南半球から来たヘレンはその高校のある郊外の辺鄙な町の都会さに驚き、逆にニューヨークから来たジェーンはその町のド田舎さに驚いていた。
挨拶の時担任の無粋な計らいで購買で買った瓶のリンゴジュースで乾杯したのだが日本の馴染みの無いジュースの味にジェーンはいきなりむせて吐き出した。
ヘレンは難無くクリア・・・
こちらとは拙い日本語で話すのだが、両人お互いはヘレンのもったりした癖の強い訛英語とニューヨーカーのジェーンの早口英語がうまくかみ合わないようであった。
やぼったい制服に身を包んだ二人はそれでもお人形さんみたいだった。
二人とも学校の近くの別々の世話人会の家でホームステイしていたが、そのうちにヘレンは都会を満喫しに外に出るようになった。
家畜と野生動物しかいない土地から来た彼女にしてみればその郊外の町も大都会なのだ。
意外やニューヨーカーの派手なイメージのジェーンは家にこもって真面目に勉強しているようだった。
そのうち大人しい印象のヘレンが男子らと頻繁に遊ぶようになっていった。
本来娯楽の少ない田舎で育ったヘレンにしてみれば日本で言う男女不純交遊なんて日常であり物心ついた頃には夜這いなんか日常茶飯事だったそうな・・・野っぱら、車、納屋でしょっちゅうメイクラブしていたなんて言っていたっけ。
納屋や家畜舎でメイクラブ中に家畜が何故か大人しくなる現象を「羊たちの沈黙」と言うそうだ。
そんな環境で育ったヘレンは日本に来ても特に罪悪感もなく悪びれた様子もなくあちこちで浮き名を流し始めた。
郊外の片田舎町にはあちこち国道沿いにラブホテルが点在していたが、さすがに高校生は利用出来なかったけど都合の良い事にヘレンのホームステイ先の家は大きくヘレンの部屋は庭の離れの建物だったのでヘレンに呼ばれた男子は家人に見つかる事無くホイホイ夜這い出来たのだった。
郊外の片田舎の片隅で夜な夜な繰り広げられる異文化コミュニケーション・・・・・
日本の明治、ロッテのチョコレートがいたく気に入ったヘレンにお土産に皆お呼ばれさんは持参して夜這いしていた。
気に入ったタバコはパートナーだったっけ・・・・・(懐かしいぃ)
そう言えば当時の2つ上の彼女もこれだったなぁ〜
派手なイメージだけど勉強熱心で優等生のジェーンの方は日本滞在中の期間も無駄にしないように日本の大学の方にも出掛けて行っているようだった。
かなりのしっかり者である。
高校で付き合う子も一部の真面目系女子らだけであった。
ジェーンが真面目に勉強している間もヘレンはせっせと男遊びに没頭していた。
上昇志向のジェーンに地域密着型ヘレン・・・
ヘレンの家は両親が離婚していて、お父さんは出て行き元々オーナーだったお母さんが牧場をやっているそうだ。
お母さんの新しい彼氏は元雇われ人のヘレンのお兄さんとほぼ変わらない若い牧童でだそうで基本朴訥で母親孝行なヘレンは帰国の際にお気に入りのチョコレートと自分で使い心地を実証済みな優秀な日本製のコンドーム箱一杯を母親と自分用にお土産に買って帰ったそうな・・・・・
母親に避妊具を買って帰るって感覚も驚いたけどね。
結局交流を持たなかったジェーンとスキンシップを繰り返し心と体の交流を持ったヘレン・・・
その地ではヘレン帰国後も彼女を偲ぶ気配濃厚で、今は無きマイナーたばこ「パートナー」の売れ行きが最後まで安定し自販機にラインナップされていた地区でもあったのである。
ラストの「パートナー」を買ったのは俺だった。
コトリとパートナーが落ちて「売り切れ」表示が出た時ヘレンの影はその町から消えたのだった。
そのパートナーを最後にその自販機にパートナーが補充される事はなかった・・・・・
彼が東京の大学に来てまず驚いたのはその人の多さより空が青い事だったそうな・・・
彼の実家のあるその町は日本海性気候でいつもどんよりと曇っていたらしい。
その町の駅前でもあるメインストリートはいつも人気(ひとけ)が無く、派手で楽しい店も無い上に毎日どんより天気なので若者らは陰鬱な気分になってしまうそうな・・・・・
まぁそれが普通だと思っていたそうだけど・・・・・
夜も早く、8時台にはメインストリートの唯一の繁華街も真っ暗で若者が遊ぶ店も無い。
しょうがないので若い連中は買って貰った車でグルグル走り回って徘徊しているそうだ。
そんな町なんで高校時代のバイトなんかはもっぱら農家の収穫の手伝いだったり収穫された果物の加工工場での果物洗いなんかしか無かった。
やる事が無いんでもう中学生ぐらいからエッチばかりしていたそうだ。
相手は幼馴染みの女の子から同級生、先輩、後輩、友達の姉ちゃん・・・・・
もうほとんど親も暗黙の了解で黙殺・・・せっせとお互い訪問し合って親が居る家の中で励んでいたらしい。
甲子園なんか目指す部活に属するか帰宅部で部屋でゴソゴソエッチしているか・・・
もうほとんどスポーツに近かったらしい。
それは大人も同じで娯楽が無いのであちこちで不倫しているのが普通だったそうな・・・
安田君のお父さんもお母さんも不倫相手がいてお互いに見て見ぬ振りしていたらしい。
でもなんとなく言動からわかってしまう。
お父さんの相手ははスナックのママさんでお母さんは出入り業者の営業の男って・・・・・
そのスナックのママの亭主もバイトの女の子とできていたりと・・・・・
安田君が幼い頃はお父さんが出張とかの不在時にしょっちゅうマドンナ扱いのお母さん目当てで青年団のお兄さんが泊まっていったそうだ。
夜中トイレで一戦終わった半裸のお兄さんと鉢合わせって事もあったらしい。
その辺は実に大らかだったりする。
県の県庁所在地中心部から赴任してくる県立小学校中学校高校の先生らも最初の頃は元気いいけど日を重ねる内にどんよりしてしまうそうだ。
最初は持て余す時間を写真や写生を趣味にして休日毎車で遠方まで出掛けたりして趣味に生きようとするけど結局は「郷にいれば郷ひろみ」で女の先生は彼氏を作って淫蕩な日々を送るか地元の父兄にちょっかい出されて深い関係になってしまうらしい。
ちょっと綺麗な女の先生が赴任して来ると取り合い牽制の様相を呈して刺激が生まれやや町が活性化するそうな。
やる事が本当に無いと人間はエッチするらしい。
安田君も進学で上京するに当たってお世話になった女友達やバイト先のパートのお姉さん奥さんらと最後の一戦をお願いしたそうだ。
それはまるで走馬燈の様な自分の青春のトレースだった。
そんな話を聞くと中々田舎の生活も楽しそうな気がしてしまう・・・・・
卒業後は地方公務員となり田舎にUターンした安田君・・・・・
東京での4年間は風俗以外まったく不発だったのできっと地元の桃源郷では「東京帰り」を武器にせっせと励んでいるに違いない。
東京へ出てみて改めて故郷のありがたさがわかったようだ。
当時Uターン組が結構いた。
20数年振りに地元の友人のS君の事を地元友人から聞いた。
S君は予備校時代の仲間だ。
予備校当時はよく一緒にパチンコに行ったり、喫茶店でだべったりした。
俺が一浪し大学に受かって上京した年に彼は受験に失敗し二浪となった。
その後地元に戻って予備校の仲の良い先生を訪ねに予備校に顔を出す度に彼は教室にいた。
一体何浪してんだ???クラスからは先輩なんて呼ばれていたっけ・・・予備校生には禁句の称号だが、彼は予備校の牢名主のようになってしまっていたよ。
地元の市から更に地方出身者の彼は予備校近くの予備校と契約していた民間寮に下宿して浪人生活を過ごしていた。
何度か遊び行ったが、いかにも下宿って感じの部屋だったっけ・・・
結局受験中にも関わらず下宿の管理人さんとできてしまった彼は仲間内からは「めぞん一発」と言われて照れていた。
照れている場合か?
打ち上げ飲み会では合格していないにも関わらず出席し、尻を出す芸をして場を沸かしていた彼はどうも照れるポイントが一般人と違うようだ。
下宿で違う賄いをむさぼり続けた彼は次第に予備校に顔を出さなくなりクラスの仲間から「寝たきり浪人」とも言われていたっけ・・・
受験勉強より熱心に別の勉強に励んだ彼はその後数年受験に失敗し浪人生活を続けた後、結局受験を諦め国に帰り実家の酒屋店を継いだらしい。
酒屋の若旦那に納まった彼は、気が良く穏和で人懐っこい性格から近隣の奥様らから随分可愛がられ顧客拡大に励んだ。
地元の女と結婚した後も熱心に顧客拡大に励みつつ顧客リピーターには個々のニーズに応えサービスを欠かす事なく店を拡張していった。
大した物で今では酒屋から発展させたリカーショップの社長である。
受験勉強より結局その管理さんとの昼夜問わず励んだ勉強の方が役に立った数少ない例は予備校で「個別指導の性行例」と呼ばれている。
バイトの女の子からパートの奥さんまで、愛人さんが点在するオットセイ帝国状態に君臨し満足していたが、奥さんは若い男と逃避行・・・因果は巡るってヤツか・・・・
時の経つのは早いモノで今度彼のリカーショップには多分自分の息子らしき社員が入って来るらしい。
娘と結婚させて跡を継がせていいものかどうか彼の悩みはそこだ。
田舎町ならではのエピソード・・・・・
高校時代に海外から留学生がやって来た。
同時期来たのは南半球から来たヘレンって子とニューヨークからジェーンって子だった。
どちらも白人の女の子であるがヘレンは大柄金髪でやや大人しいタイプ、ジェーンは黒髪っぽいスレンダータイプで社交的だった。
当時はよくわからなかったけどどこか垢抜けないヘレンは南半球に多く点在する実家が牧場のどっぷりの白人でジェーンはウッディアレンの映画に出てくる子みたいな裕福なアッパークラスのユダヤ系であったようだ。
南半球から来たヘレンはその高校のある郊外の辺鄙な町の都会さに驚き、逆にニューヨークから来たジェーンはその町のド田舎さに驚いていた。
挨拶の時担任の無粋な計らいで購買で買った瓶のリンゴジュースで乾杯したのだが日本の馴染みの無いジュースの味にジェーンはいきなりむせて吐き出した。
ヘレンは難無くクリア・・・
こちらとは拙い日本語で話すのだが、両人お互いはヘレンのもったりした癖の強い訛英語とニューヨーカーのジェーンの早口英語がうまくかみ合わないようであった。
やぼったい制服に身を包んだ二人はそれでもお人形さんみたいだった。
二人とも学校の近くの別々の世話人会の家でホームステイしていたが、そのうちにヘレンは都会を満喫しに外に出るようになった。
家畜と野生動物しかいない土地から来た彼女にしてみればその郊外の町も大都会なのだ。
意外やニューヨーカーの派手なイメージのジェーンは家にこもって真面目に勉強しているようだった。
そのうち大人しい印象のヘレンが男子らと頻繁に遊ぶようになっていった。
本来娯楽の少ない田舎で育ったヘレンにしてみれば日本で言う男女不純交遊なんて日常であり物心ついた頃には夜這いなんか日常茶飯事だったそうな・・・野っぱら、車、納屋でしょっちゅうメイクラブしていたなんて言っていたっけ。
納屋や家畜舎でメイクラブ中に家畜が何故か大人しくなる現象を「羊たちの沈黙」と言うそうだ。
そんな環境で育ったヘレンは日本に来ても特に罪悪感もなく悪びれた様子もなくあちこちで浮き名を流し始めた。
郊外の片田舎町にはあちこち国道沿いにラブホテルが点在していたが、さすがに高校生は利用出来なかったけど都合の良い事にヘレンのホームステイ先の家は大きくヘレンの部屋は庭の離れの建物だったのでヘレンに呼ばれた男子は家人に見つかる事無くホイホイ夜這い出来たのだった。
郊外の片田舎の片隅で夜な夜な繰り広げられる異文化コミュニケーション・・・・・
日本の明治、ロッテのチョコレートがいたく気に入ったヘレンにお土産に皆お呼ばれさんは持参して夜這いしていた。
気に入ったタバコはパートナーだったっけ・・・・・(懐かしいぃ)
そう言えば当時の2つ上の彼女もこれだったなぁ〜
派手なイメージだけど勉強熱心で優等生のジェーンの方は日本滞在中の期間も無駄にしないように日本の大学の方にも出掛けて行っているようだった。
かなりのしっかり者である。
高校で付き合う子も一部の真面目系女子らだけであった。
ジェーンが真面目に勉強している間もヘレンはせっせと男遊びに没頭していた。
上昇志向のジェーンに地域密着型ヘレン・・・
ヘレンの家は両親が離婚していて、お父さんは出て行き元々オーナーだったお母さんが牧場をやっているそうだ。
お母さんの新しい彼氏は元雇われ人のヘレンのお兄さんとほぼ変わらない若い牧童でだそうで基本朴訥で母親孝行なヘレンは帰国の際にお気に入りのチョコレートと自分で使い心地を実証済みな優秀な日本製のコンドーム箱一杯を母親と自分用にお土産に買って帰ったそうな・・・・・
母親に避妊具を買って帰るって感覚も驚いたけどね。
結局交流を持たなかったジェーンとスキンシップを繰り返し心と体の交流を持ったヘレン・・・
その地ではヘレン帰国後も彼女を偲ぶ気配濃厚で、今は無きマイナーたばこ「パートナー」の売れ行きが最後まで安定し自販機にラインナップされていた地区でもあったのである。
ラストの「パートナー」を買ったのは俺だった。
コトリとパートナーが落ちて「売り切れ」表示が出た時ヘレンの影はその町から消えたのだった。
そのパートナーを最後にその自販機にパートナーが補充される事はなかった・・・・・
by glass-jaw-hopper
| 2012-08-07 00:56
| 官能アハ〜ン
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