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その男Glass-Jaw-Hopperグラス・ジョー・ホッパー

バス

稀にいつも利用するバス停にとんでもなく遠い場所行きのバスが待機しているのを発見して驚く場合がある。

そ・・・そこってほぼ観光地じゃん・・・・路線バスで行くポイントかい・・・・って見掛ける度に突っ込みたくなったりするのだ。
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加算方式のバス料金は一体幾らまで跳ね上がるのだろうか?

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学生時代はもっぱら帰省には高速バスを利用していた。
そう、安いからだ。

新幹線の半分の値段で帰れた。

でも時間は新幹線の3倍掛かったけど・・・海外で暮らしていた時も定着前の最初と帰国間際の最後の旅行での大陸移動の際はバスであった。

二泊三日バスの中って時もあったっけ・・・・信じられない長さだよ。

やはりどの国でも一番安い移動手段はバスらしい。

今じゃエコノミック症候群なんて言うけど当時はそんなの知らなかった。

つくづく感心するのはバスの運転手だ。

あの長い長い長距離を寡黙に走り切る。
トラック運転手みたいに眠気防止と気分転換に8トラで八代亜紀聴くわけにもいかない・・・・・

一体どんな訓練を受けているんだろか?


映画「真夜中のカーボーイ」(1969)でもラストシーンはジョンヴォイトとダスティンホフマンがニューヨークを去りマイアミにバスで向かう・・・
原作の小説では二人揃って長距離バスの運転手程凄いヤツはいない、きっといいヤツなんだろう、もっともだ異論はないって話しをしている。
彼らにとって嫌気がさした辛く寒いニューヨークから燦々と太陽がさした夢の楽園マイアミに連れて行ってくれる頼もしい水先案内人なんだろう?

ちなみに原題「MIDNIGHT COWBOY」を「真夜中のカウボーイ」を「カーボーイ」と訳した水野晴郎氏は都会の現代的なイメージを大切にしたから車のCARからカーボーイとしたとまったく意味不明な言い訳ををし、この映画のファンを戸惑わせたが今じゃしっかりカーボーイで通っているのが過去恥部の晒し者みたいになっている。

さりげなく「カウボーイ」にスライドしてあげてはどうだろうか?


とにかくバスの旅・・・俺にとってはやはりいつも窮屈な思いが強い・・・・・・
それでも大陸移動中のバスの中でふと目を覚ました明け方、地平線まで続く群生した一面に広がる野生のヒマワリ畑の光景は20年経った今でも忘れられない・・・・・
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その時はあまりに現実離れした光景に自分は死んだのかとも思ったけどね・・・・・・

バス_c0083518_1271671.jpg


西国の遠い地の単身赴任地から東京に帰る時一度はバスで帰ろうかと思っていたのだが一度も実現出来ずじまいであった。
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by glass-jaw-hopper | 2010-05-23 00:05 |

ガラスの顎のリスクでジャンプし続けるバッタ
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