平和な国
電車に乗ると確実に眠ってしまう俺・・・
行きも帰りも座るとすぐに寝てしまうのだ。
海外で働いて頃は電車で寝ていたら隣の人が「大丈夫か?」と起こしてくれた。
こちらは気持ち良く寝ていただけなのだが・・・・・治安の悪い海外では電車で寝ているヤツなんか絶好のカモらしい。
電車の中の看板には「電車内での取引はいけません。車掌への暴力はいけません。強盗をしてはいけません。」なんて当たり前の事がピクトイラスト入りで書いてあった。
実際どこにでも怪しいヤツがセットされている。
電車の中で二人で座ってずっとウイスキー瓶をラッパ飲みしながらブーブー屁をこいている男二人・・・通りを早足で歩き回って誰ともなく体当たりしてくる男・・・・裏通りに入り込むと何しているのか見張りらしき男が威圧的な目で警告のつもりか睨んでくる。
タクシーも信用出来ない。
遊びに来ていた女の子を夜家に帰す時は自分でタクシーのドライバーを確認して安全かどうか見なくてはならない・・・女の子が深夜残業しても平気で夜の街を帰って行く日本じゃ考えられない事だ。
日本でお馴染みファーストフードのトイレも地下なんかにあると危なくていけなかった・・・
昼の顔と夜の顔はまったく違う街だってあるのだ。
夜の街は誰もいない・・・ビルは煌々と明かりが灯ってはいるが防犯の為だ。
時々酔っぱらいの集団が闊歩しているぐらい・・・これがまたたちが悪い・・・・車とかガンガン蹴って追っかけてくる・・・・
ストリートの角毎に立つコールガール・・・ピンクレディみたいな衣装で声を掛けて来る。
もちろん裏にはしっかり怖いポン引きが控えている。
とにかく夜の街はサファリパーク並の危険度であった。
しょっちゅうホールドアップ事件があって誰かがやられたなんてのは日常茶飯事・・・
終いにゃ財布も小分けしてホールドアップ用を用意する程だ。
カラテもジュウドウも通用しない・・・ズドンと撃たれてお終いだ。
かと言ってこっちも武装すれば良いかって言えばそうでもない・・・
そう簡単に銃の携帯許可書なんか降りないし慣れない銃器は扱いが危険・・・
俺はけっこう仕事柄遅い時間に街を歩く事が多かった。
いつホールアップされるかわからない・・・・
丸腰で歩くのは危険を感じた。
そこでは武器を捨てよう、共に手を取り合おうって平和主義は通らないのだ。
で持っていたのがナイフ・・・・1000円ぐらいのちっちゃいヤツ・・・・・
向こうはイタリア系の人が多く居たのでスーパーなんかパスタとサラミが一列占領しているのだ。いろんな種類があったっけ~美味かったなぁ~
ジム・ビーム飲みながらとサラミばかり気持ち悪くなるまで食っていたよ~でもごつくてでかい包丁みたいなキッチンナイフは大袈裟なのでこれ買ったんだった~
タバコぐらいしかないちっちゃいナイフだけどよく切れて便利だった・・・・・・
あっちじゃ普通の雑貨屋で飛び出しナイフなんかも売っていたけど、そんなに必要無いしね・・・・・・・・
俺も何かあったら、このナイフをワーワー言って振り回して、手裏剣の如く投げ付けながら逃げようなんて思っていた・・・・・・トカゲ戦法ね・・・・・・・
基本的には脳天気な平和ボケの俺だったよなぁ〜
でも昔から何度か助けられた・・・大きなビアホールのコックのバイトでクレソン取りに離れの冷蔵室に閉じ込められた時も脱出出来たのはキーホルダーにしていた爪切り大のビクトリノックスのナイフだったし、長男が赤ちゃんの頃移動中の車内で貰った風船を振り回しているうちに糸が絡まり指が鬱血しているのを咄嗟に救出で出来たのも同じくキーホルダーの爪切り大のビクトリノックスのナイフだった。
でも今回のように護身用って意識で持つのは初めてだった・・・・
幸い一回もホールドアップされる事はなかったから良かったけどね・・・・・・
今ではまたサラミ用の余生を過ごしているかと思いきや、結局息子の工作道具に収まって平和産業に収まり貢献しているのだ。
行きも帰りも座るとすぐに寝てしまうのだ。
海外で働いて頃は電車で寝ていたら隣の人が「大丈夫か?」と起こしてくれた。
こちらは気持ち良く寝ていただけなのだが・・・・・治安の悪い海外では電車で寝ているヤツなんか絶好のカモらしい。
電車の中の看板には「電車内での取引はいけません。車掌への暴力はいけません。強盗をしてはいけません。」なんて当たり前の事がピクトイラスト入りで書いてあった。
実際どこにでも怪しいヤツがセットされている。
電車の中で二人で座ってずっとウイスキー瓶をラッパ飲みしながらブーブー屁をこいている男二人・・・通りを早足で歩き回って誰ともなく体当たりしてくる男・・・・裏通りに入り込むと何しているのか見張りらしき男が威圧的な目で警告のつもりか睨んでくる。
タクシーも信用出来ない。
遊びに来ていた女の子を夜家に帰す時は自分でタクシーのドライバーを確認して安全かどうか見なくてはならない・・・女の子が深夜残業しても平気で夜の街を帰って行く日本じゃ考えられない事だ。
日本でお馴染みファーストフードのトイレも地下なんかにあると危なくていけなかった・・・
昼の顔と夜の顔はまったく違う街だってあるのだ。
夜の街は誰もいない・・・ビルは煌々と明かりが灯ってはいるが防犯の為だ。
時々酔っぱらいの集団が闊歩しているぐらい・・・これがまたたちが悪い・・・・車とかガンガン蹴って追っかけてくる・・・・
ストリートの角毎に立つコールガール・・・ピンクレディみたいな衣装で声を掛けて来る。
もちろん裏にはしっかり怖いポン引きが控えている。
とにかく夜の街はサファリパーク並の危険度であった。
しょっちゅうホールドアップ事件があって誰かがやられたなんてのは日常茶飯事・・・
終いにゃ財布も小分けしてホールドアップ用を用意する程だ。
カラテもジュウドウも通用しない・・・ズドンと撃たれてお終いだ。
かと言ってこっちも武装すれば良いかって言えばそうでもない・・・
そう簡単に銃の携帯許可書なんか降りないし慣れない銃器は扱いが危険・・・
俺はけっこう仕事柄遅い時間に街を歩く事が多かった。
いつホールアップされるかわからない・・・・
丸腰で歩くのは危険を感じた。
そこでは武器を捨てよう、共に手を取り合おうって平和主義は通らないのだ。
で持っていたのがナイフ・・・・1000円ぐらいのちっちゃいヤツ・・・・・
向こうはイタリア系の人が多く居たのでスーパーなんかパスタとサラミが一列占領しているのだ。いろんな種類があったっけ~美味かったなぁ~
ジム・ビーム飲みながらとサラミばかり気持ち悪くなるまで食っていたよ~でもごつくてでかい包丁みたいなキッチンナイフは大袈裟なのでこれ買ったんだった~
タバコぐらいしかないちっちゃいナイフだけどよく切れて便利だった・・・・・・
あっちじゃ普通の雑貨屋で飛び出しナイフなんかも売っていたけど、そんなに必要無いしね・・・・・・・・
俺も何かあったら、このナイフをワーワー言って振り回して、手裏剣の如く投げ付けながら逃げようなんて思っていた・・・・・・トカゲ戦法ね・・・・・・・
基本的には脳天気な平和ボケの俺だったよなぁ〜
でも昔から何度か助けられた・・・大きなビアホールのコックのバイトでクレソン取りに離れの冷蔵室に閉じ込められた時も脱出出来たのはキーホルダーにしていた爪切り大のビクトリノックスのナイフだったし、長男が赤ちゃんの頃移動中の車内で貰った風船を振り回しているうちに糸が絡まり指が鬱血しているのを咄嗟に救出で出来たのも同じくキーホルダーの爪切り大のビクトリノックスのナイフだった。
でも今回のように護身用って意識で持つのは初めてだった・・・・
幸い一回もホールドアップされる事はなかったから良かったけどね・・・・・・
今ではまたサラミ用の余生を過ごしているかと思いきや、結局息子の工作道具に収まって平和産業に収まり貢献しているのだ。
by glass-jaw-hopper
| 2009-04-07 00:15
| 楽
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